社会の窓からこんにちわ

長文のエントリーが多いので、休み休み読んでいただくのがいいかと思います。
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【2015.04.27 Monday 】 author : スポンサードリンク | - | - | - |
数年ぶりです。
長年の放置ごめんなさい。
コメントも拝見してますが、お返事できずにごめんなさい。
ものぐさのせいです。

でも、まったく更新していないにもかかわらず、訪問してくれるかたがいて、本当にありがたいです。
2年ほど前は、このブログがきっかけで、NHK-BSの番組に参加することもできました。といっても緊張でうまく発言できず、ほぼ観覧者状態でしたが。

自分でもときどきエントリーを読み返してみますが、そのたびに、ぜんぶ書き直したくなります。
ものぐさなのでしませんが。

更新はしてませんが、とりあえず元気でやってます!
以上、報告でした。
【2011.06.28 Tuesday 23:23】 author : 猫パンチ | 雑談 | comments(0) | - |
ゲド戦記◇ハイタカ流 爆睡座禅鎮。
ある意味ネタバレ画像。
ゲド戦記

<2006年/日本/115分>


解説: アメリカの女流作家アーシュラ・K・ル=グウィンの「ゲド戦記」シリーズを、スタジオジブリが映像化したファンタジー・アニメ超大作。宮崎駿監督の実子である宮崎吾朗がメガホンを取り、少年アレンと大賢人ゲドの旅を通じて混迷する時代を生き抜くためのメッセージを投げかける。V6の岡田准一、菅原文太ら新旧の実力派が存在感ある声の演技を披露するほか、主題歌と挿入歌も担当した手嶌葵の圧倒的な美声にも心奪われる感動巨編。

ストーリー: 多島海世界のアースシーでは、聖なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。


監督:宮崎吾朗
原作:アーシュラ・K・ル=グウィン
脚本:宮崎吾朗 、丹羽圭子
音楽:寺嶋民哉

声の出演:
岡田准一(アレン)
菅原文太(ゲド)
手嶌 葵(テルー)
風吹ジュン(テナー)
小林 薫(国王)
夏川結衣(王妃)
倍賞美津子(物売り)
香川照之(ウサギ)
田中裕子(クモ)

原作も読んだことないし、はじめはそれほど鑑賞意欲はなかったんだけど、参考にと思って事前にYAHOO!映画のユーザーレビューを軽くチェックしてみたところ、目を疑うような酷評の嵐。
なにせ5点満点で平均2.3点という有様であった。ちなみに、他のジブリ作品は軒並み3.5以上。
ひとのつけた点数なんてアテにはならないし、ソフト化されたらまた点数も上がったりするかもしれないが、とりあえず劇場に観にいった人のうち、少なくない人数がガッカリしてるんじゃないか、ということは推測できる。

そうなるとがぜん観てみたくなるから、人間というのは不思議だ……って、人間全体に適用できるほど普遍的な反応じゃない気もするが。ともかく、勇んで劇場へ向かったのだった。


上の「解説」にもあるとおり、監督の宮崎吾朗は宮崎駿の息子さんだが、本作の監督を務める以前はジブリ美術館の館長をしていたらしい。つまりアニメ制作の実務に関しては、知識はあるかもしれないが経験ゼロということで、ジブリも思い切った人選をしたものである。
つまり、いくら宮崎駿の子供だとはいえ、素人の初監督作品というわけで、いつものジブリ作品と同じに考えて観ては、そりゃYAHOO!のレビューも荒れるだろう。
いいほうにも悪いほうにも、期待しすぎてはいかん。
それを強く念頭において鑑賞したわけだが。

正直、設定がところどころ空回りしているような印象を受けた。
たとえば以下のような感じ。

主人公のアレン王子は、ときどき自分の凶暴性を抑えられなくなる性質らしく、冒頭で、父である王をナイフで刺し殺して逃亡の旅に出る。
ヒロインであるテルーは、親に虐待されて捨てられたために、顔に大きなやけどの跡が残っている。それがトラウマになっていて、他人が嫌い
アレンとゲドが立ち寄った街では、街中で平気で麻薬が売られていて、その気になれば誰でも入手できる。

これらはもちろん「キレる若者」「アダルトチルドレン」「ダメ。ゼッタイ。」といった、現代社会の諸問題を反映したものであろう。
それはわかるが、ちとダイレクトすぎやしまいか

ダメ。ゼッタイ。ガール
ダメ。ゼッタイ。


なおこのアレン王子、立派な王の息子であるというプレッシャーから、自分の中の良心にあたる部分から目をそむけ続けた結果、人格が分裂。それでこんなキレやすい若者になったり父を殺してみたりという設定なんだが、これも監督から見た、自身と駿の親子関係を反映してるんじゃないだろうか。実際のところどうなんだか知らないが、仕事にかかりきりで、家庭的なことは妻に任せっぱなしな王の描き方とか。
もしほんとうにそうなんだったら、ベタなことこの上ないわけだが。





この先はストーリーの最後まで触れていますので、知りたくない方はブラウザを閉じてください。
もう鑑賞済みのかた、もしくは鑑賞しないからいいやって方は、引き続きご覧ください。



父を殺し、彼の持っていた、魔法で鍛えられた剣を奪い取って国を飛び出したアレン。
狼の群れに囲まれて
「お前たちがぼくの死か」
絶体絶命なわりに悠長なことを言っているところを、たまたま通りがかったゲドに助けられ、一緒に旅をすることになる。
世界中で、竜が共食いしたり、魔法使いが魔法を使えなくなったりといった異変が起こっていて、
「世界のバランスが崩れたのが原因だ」
とにらんだ大賢人ゲドは、そのバランスを崩したものを探すために、あちこち旅をしていたのだ。

ところでアレンに名前を尋ねられたゲドは「ハイタカ」と答えるんだけど、彼は以後ずっと最後までその名で通し、劇中「ゲド」と呼ばれるのはたった1度きり。
この世界の人は通り名の他に<本当の名前>というのを持っていて、それを他人に知られるとえらいことになってしまうため、普段は通り名を使うことになっているらしい。
そういうわけなので、以下ゲドのことはハイタカと表記。


たどり着いた街で、少女が人さらいに襲われているのを見かけたアレンは、持ち前のキレやすさを発揮して賊を撃退するが、少女は礼も言わずに逃げ去ってしまった。
その後、海辺でうたた寝をしていたアレンは、人さらいの逆襲にあい、ボコボコにされたうえに奴隷として売り飛ばされそうになるが、「人探しの術」で飛んで来たハイタカに助けられる。
怪我を負ったアレンを連れて、ハイタカが旧知の女魔法使いテナーを訪ねると、そこにはアレンが助けた例の少女・テルーもいた。彼女はテナーの養女なのだった。

自分を助けるときに言ったアレンのセリフ
「命なんかいるか」
というのが気に食わなかったのか、
「命を大事にしないやつは大嫌いだ」
「近寄るな」
「そこをどけ」

と、恩人のはずのアレンに、ドM以外はとうてい歓迎できない態度をとり続けるテルー。
アレンもアレンで、何も言い返せないままうじうじと時を過ごすが、ある日草原でテルーが、持ち歌「テルーの唄」を歌うのを聴き、なぜか突如ぼろぼろと落涙
テルーもそれを見て心変わりしたのか、手のひらを返したように仲良く接するようになるのであった。って、若いものの心の動きはよくわからんよ。


さて、アレンやテルーを襲った人さらいは、クモという悪い魔法使いの手下であった。
永遠の命を欲するクモは、どうも過去にハイタカと因縁があるらしい。彼が街にいることを知ると、アレンとテナーをさらってハイタカを自分の城に呼び出した。
計略どおりにクモの城に飛び込んだハイタカを待ち受けていたのは、まんまとクモに操られたアレンであった。
王子をなんとか正気に戻すことに成功したものの、ハイタカはいきなり魔力を失って、あっけなく捕えられてしまう。クモの城の中では、魔法を使えなくなってしまっていたのだ。

ハイタカとテナーは夜明けとともに殺されてしまうというのに、せっかく正気に戻ったアレンはボーっとしたまま動かない。そこへ、煮え切らない主人公に喝を入れるために、テルーがやってきた。
助けに行かないと2人とも死んでしまうと訴える彼女に、
「でも死ってよくわかんないし」
すっとぼけた答えを返すアレン。
もうこいつ放っとけよと誰もが思うシーンであるが、そもそもそれ以前に、ここまでの展開がかなり平板というか退屈なので、半数ぐらいの客が、誰が死のうがどうでもいいよという投げやりな気持ちになっていることも事実。
それより観客にとっては、あとどれくらいで終わるのかというほうが切実な問題なのであった。

説得の末、理屈で納得してというよりは、好きな女が励ましてくれたからという感じで、ようやくハイタカ救出を決意するアレン。
テルーとお互いに<本当の名前>を告げあうと、画面にぶわーっと竜が現れて見得を切るのであった。どういう意図の演出なのかはよくわからないが。

さてハイタカとテナーは、城にある物見やぐらのてっぺんに引き出されていた。
どうやらクモは、ここから突き落として殺そうというつもりらしい。
しかしハイタカは、やぐらのフチに立たされても、平然と余裕を保っているのであった。
さすが大賢人、ただ捕まったのではなく、何か奥の手があったのか。
「心配は要らない」
静かにテナーに語りかけるハイタカ。
「聞こえる、希望が近付いてくるのが」

その希望の正体はなにかというと、二人の救出に駆けつけたアレンとテルーであった。


他力本願か。


ラスボスを前に、父である王を殺したときにアレンが奪った魔法の剣、人さらいからテルーを救うときでさえ断固として抜けなかったその剣が、さすがにクライマックスだしというサービス精神のおかげで、見事に鞘ばしってみせる。
そうでなければ、さっきまで死の意味がわからないとか言ってた王子が
「抜けてくれ、命のために!」
都合のいいことを叫んだ程度で抜ける理由がわからない。

ともかく、ひらめいた魔法の剣は、クモの右腕をばっさりと切り落とす。
するとクモは、みるみるシワシワにしぼんでいったではないか。若さを失ったクモは、もはやこれまでとテルーをさらい、さらに高い塔の上へと逃げていく。
アレンはすぐさま追いかけるが、ちなみにこのとき、助けられたハイタカはただ成り行きを見ているだけ。
大賢人の選考基準が知りたくなるほどの、圧倒的な無策ぶりを見せつけてくれた。



さてここからは、いよいよ本当にラストシーンなので、知りたくない人はブラウザ閉じてください。ここまで書いておいて何だ、という声もあろうかと思うが。




クモを追い詰めたアレンは
「死から逃げようとするのは、生から目をそらすのと同じだ」
と、お前が言うなといわれたら反論できないような言葉の数々で、必死に説得を試みるが、それもむなしくテルーは絞め殺されてしまう。
「しーんだ、しーんだ……」
若さとともに知能も失ったクモの、のどかなつぶやきが流れるが、どっこいテルーは生きていた

怒りの形相でむっくり起き上がるテルー。
登場人物および観客一同、何が起こっているのかと唖然とする中、彼女はその姿をみるみる変えていく。
何と彼女の正体は、巨大な竜なのであった。

「しーにたーくなーいーぃ」
反則的な顔芸とともに哀願するクモであったが、
「闇に帰れー!」
怒りのドラゴンブレスを喰らってあえなく蒸発。
命を大事にしないやつは殺してやるってことで、いちばん怖いのは彼女なのだった。

クモの死とともに城が崩れ始めるが、竜となったテルーはアレンを乗せて飛び去っていく。それを見送るハイタカとテナー。
「大丈夫だ、あの子たちには翼がある」

いっぽう地上に降りた竜は、テルーの姿に戻り……って、なぜ服までもとどおりになっているのか。そんな魔法はいらない。
「父殺しの罪を償うために、国へ帰ろうと思う」
と語るアレン。

そこへ、ハイタカとテナーが迎えにやってきた。
さっきのは、若い2人の旅立ちを見送ったんじゃなかったのか。

そしてそのままテナーの家で畑仕事を手伝うアレンとハイタカ。
国に帰るのは、すぐにって意味じゃなかったのか。

2重3重のグダグダの中、エンドロールでようやくハイタカとアレンは旅に出るのであった。
原作もこんな感じなんでしょうか。


この何ともいえないグダグダな感じ、主人公である王子様の性格によるところが大きいと思う。ちょっとまとめてみると、以下のような感じだ。

☆キレやすい若者であるが、ふだんはウジウジしているうえ受け身な性格。低血圧そうな感じで、しゃべりも決断力もハッキリしない。
☆父を殺して「とんでもないことをした」と口では言うものの、後悔のそぶりもなくケロリとしている。
☆父殺しについて、「なんで殺したのか、自分でもよくわからない」と激白。
☆でもテルーの歌を聴いて、いきなり泣き出す感受性の持ち主。

どうだろう、主人公だというのにこのわからなさ。
ほんとうに一人の人間なのかと思うぐらい、場面に応じて性格が変わって見える。

タイトルで「戦記」となっているくせに、ほとんど活躍の場がない大賢人ゲドもどんなもんだろう。なにせ振り返ってみれば、後半はただとっ捕まっていただけという体たらくである。
最終的には、彼が探していた「世界のバランスを崩した原因」もどこかへうっちゃられてしまい、根本的な問題は解決しないまま映画が終わってしまう。
しかし「魔法使いが魔法を使えなくなった」という割には、ハイタカやクモはモリモリ魔法を使っていた気がするが。

なんだかいろいろ釈然としないものが残る映画であったが、とりあえず、原作者の名前はものすごくかっこいいなと思った。
【2006.08.23 Wednesday 01:59】 author : 猫パンチ | 映画 カ行 | comments(4) | trackbacks(4) |
サイレントヒル◇燃え続ける記憶の中で。

ようこそ。


サイレントヒル

2006年/アメリカ・日本・カナダ・フランス/126分

原題:SILENT HILL

監督:クリストフ・ガンズ Christophe Gans
製作:ドン・カーモディ Don Carmody
   サミュエル・ハディダ Samuel Hadida
製作総指揮:ヴィクター・ハディダ Victor Hadida
      アンドリュー・メイソン Andrew Mason
      山岡晃
脚本:ロジャー・エイヴァリー Roger Avary
撮影:ダン・ローストセン Dan Laustsen
クリーチャーデザイン:パトリック・タトポロス Patrick Tatopoulos
プロダクションデザイン:キャロル・スピア Carol Spier
衣装デザイン:ウェンディ・パートリッジ Wendy Partridge
編集:セバスチャン・プランジェール Sebastien Prangere
音楽:ジェフ・ダナ Jeff Danna
スーパーバイザー:パトリック・タトポロス Patrick Tatopoulos


出演:
 ラダ・ミッチェル Radha Mitchell(ローズ)
 ショーン・ビーン Sean Bean(クリストファー)
 ローリー・ホールデン Laurie Holden(シビル)
 デボラ・カーラ・アンガー Deborah Kara Unger(ダリア)
 キム・コーツ Kim Coates(トーマス)
 ターニャ・アレン Tanya Allen(アナ)
 アリス・クリーグ Alice Krige(クリスタベラ)
 ジョデル・フェルランド Jodelle Ferland(シャロン)

 コナミの人気ホラーゲームを「ジェヴォーダンの獣」のクリストフ・ガンズ監督で映画化。廃墟と化した不気味な街に足を踏み入れた一組の母娘を、想像を絶する恐怖が襲う。主演の母親役に「ネバーランド」のラダ・ミッチェル、その娘シャロン役には「ローズ・イン・タイドランド」で注目を集めたジョデル・フェルランド。
 ローズとクリストファーの夫婦は、9歳になる娘シャロンの奇妙な言動に悩んでいた。しばしば情緒不安定になり、“サイレントヒル”とつぶやくシャロン。彼女を救う手掛かりを探すローズは、やがてサイレントヒルという街が実在することを突き止める。そこは、30年前に大火災に見舞われた忌まわしい過去のため今では誰も近づかないゴーストタウンと化していた。ローズはクリストファーの制止を振り切り、シャロンを車に乗せその街を目指す。しかしサイレントヒルへと続く狭い道の途中で事故に遭い、ローズは気を失ってしまう。彼女が意識を取り戻したとき、そこにシャロンの姿はなかった。ローズはシャロンの行方を追って、サイレントヒルの奥深くへと彷徨い込んでいくのだが…。
allcinema ONLINEより>

公式サイト:<日本版><海外版



やあ 暗闇よ 我が旧き友人よ
我ふたたび汝とまみえ 語らわん



怪しい引用はさておき、試写会でひと足お先に鑑賞してきた。
上にも書いてあるように、この映画、もとはホラーアドベンチャーゲームだ。

ゲーム原作の映画といえば、デニス・ホッパーがどういう経緯でかクッパ大王を演じた『スーパーマリオ』、いちばん似ていたのがザンギエフだった『ストリートファイター』、ゾンビはあまり関係なくなってしまった『バイオハザード』など、ゲームファンにとっては煮え湯を飲まされ続けてきた、ある意味黄金のジャンルである。

それら一連の作品は、「ゲームが映画に近付いた」という妄言
「近づいたもなにも別ジャンルなんだよ」
と軽く一蹴するキック力。
ゲーム側から見れば
「これは違う」
という確信
に満ちていたわけだが、それは「映画にしてあげる」という映画側の思い上がりがもたらした部分もあったんじゃないか、ということが、本作『サイレントヒル』を観るとよくわかる。

つまり従来のゲーム原作映画を観て
「俺ならこう撮るのに!」
と悔しく思っていた、まさにそいつが撮った映画が『サイレントヒル』なのだ。
実際に監督が悔しく思っていたかどうか知らないが、少なくともそう感じさせる出来であった。

ゲームと較べて変更点はいくつかある。
主人公が父から母になったこと。
サイレントヒルという街の現状。
あとネタバレになるので詳しく書かないが、怪異の核心に介在するものの存在を設定したこと。
変更点はいくつかあるが、観終わった印象は、まぎれもなく「サイレントヒル」であった。それは、「サイレントヒル」という世界を成り立たせている要素を抽出し、映画に再構成する手際がとてもすぐれていたせいだと思う。

たとえば、ゲームでは敵探知機として非常に重要なアイテムであるラジオだが、これは映画には出てこない。
そのかわり、別のアイテムで1回だけ、例のノイズを再現してくれている。
その使い方が非常にうまい。
一見なにげないが、ゲームを深いところまで把握していないとできないシーンだと思う。


一方、ゲーム版をやってた人にはうれしいシーンもちゃんと用意されている。
冒頭で主人公が迷い込む路地が、ゲームとほとんど同じであること。
「1」がベースだが、なぜか「2」の怪物も出てくること(納得いかない部分もあるが)。
ゲームやってて「おぉすげえ美人!」と思わずコウフンさせられた、裏世界の看護婦さんも、ちょこっとだけ出演。
もちろんシビル婦警も出てくる。彼女は原作以上の退場の仕方をしてくれるが、あれはうれしいと言っていいのかどうか。
確実にうれしかったのは、サイレンとともに裏世界に変貌していくサイレントヒルの町を、大迫力の映像で観られたこと。あのためだけに劇場に行ってもいいと思う。



こういう映画だと、ラストに巨大な怪物が出てきて、主人公に倒されて大爆発、エンド。みたいなパターンが多いが、まさかそういうのを期待してこの映画に足を運ぶ人はいないだろう。
これは書いても構わないと思われるので書くが、この映画、主人公は一匹も怪物を倒していない。ザコさえ倒してないのだ。
もちろんラストで巨大な怪物なんか倒してないし、そもそもそんなもの出てこない。

じゃあどんなものが出てくるのか……ってそれ書いたら絶対に誰かに殴られるから秘密だが、ラスボスとの新しいあり方を提示してあった、とだけ書いておく。
DVDになったらたぶんもう一回エントリー書くと思うので、内容に関する感想はそのときまでおあずけしたいが、とりあえずゲームのファンなら絶対に損はないから、なるべく劇場で観ていただきたい。
ゲームやらない人も、これだけ外さないホラーも近年珍しいので、ハリウッド製の気の抜けたサイダーみたいな「自称ホラー」にうんざりしてる人なんかにはとくにオススメ!
って、なんかアフィリエイトっぽい文章になってるが。



あ、ところで本文のとっかかりに書いた「怪しい引用」の出典に気がついた方はコメントください。
正解者には、なんかあげます。



【2006.07.01 Saturday 20:58】 author : 猫パンチ | 映画 サ行 | comments(9) | trackbacks(4) |

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