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【2015.04.27 Monday 】 author : スポンサードリンク | - | - | - |
ブレインデッド◇オーストラリアの漫☆画太郎。
ブレインデッド
ブレインデッド

ビデオ版ジャケ。

<1992年/ニュージーランド/104分>

監督:ピーター・ジャクソン
脚本:ピーター・ジャクソン 、スティーヴン・シンクレア 、フランシス・ウォルシュ
音楽:ピーター・ダゼント

出演:
ティモシー・バルム (ライオネル)
ダイアナ・ペニャルヴァー (パキータ)
エリザベス・ムーディ (母親ベラ)
イアン・ワトキン Ian Watkin (レス伯父さん)
ブレンダ・ケンドール (看護婦マクタビッシュ)
スチュアート・デヴァニー (マックダラー神父)
ジェド・ブロフィー (ヴォイド)


残念ながら、ビデオもDVDもすでに廃盤。
すごく説明しづらい内容だが、アマゾンの紹介ではこんな感じだ。

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
ラットモンキーの毒牙にかかって死んだママがゾンビとなって甦った!そして看護婦、神父、パンク・キッズが次々とゾンビ化。うぶな青年・ライオネルはこの危機を乗り越え、我が家へ恋人を迎え入れることができるのか?全編血まみれエンタテイメント。


よくあれをこの字数でまとめたものだとまず感心。けっこう的確です。

そんなことより監督がピーター・ジャクソンというのが注目で、もちろん大ヒット映画「ロード・オブ・ザ・リング」の監督と同一人物だ。
この人には「バッド・テイスト」という作品もあって、これもタイトルどおりの代物。溶けかかったソフトクリームみたいな顔をしたおばけが銃を構えるジャケットが印象的……というかそれしか憶えていなくてすいません。
両方ともたしか80年代終わりか90年代初めの作品だったと思うが、ぼくも含めてこのころホラーやスプラッタをよく見ていた人にとって、ピーター・ジャクソンといえばまぎれもなくコッチの人であり、逆に「ロード・オブ・ザ・リング」が彼の作品だと知ったときのほうが驚いた。
「死霊のはらわた」のサム・ライミが「スパイダーマン」撮ったときも、こうは驚かなかった(「ダークマン」というクッションもあったし)。
サム・ライミが徐々に移動していったのに対し、こちらは瞬間移動という感じである。そりゃびっくりもする。
意地の悪いレンタルショップでは本作と指輪を並べて置いてあるかもしれない。指輪につられて借りた人はショックを受けると思うが。

と監督の話ばかりしていても仕方なので内容に触れると、とにかくやりすぎ演出が楽しいコミカルスプラッタである。
が、楽しいと思うのはスプラッタものを見慣れた人にとっての話であって、そういうのに慣れてない人は吐くかもしれない。気持ち悪くてというより、油っこいものを食べ過ぎて吐く感じだ。要するにコッテリなのである。

漫画で言うと漫☆画太郎の作風に近いか。
死んでしまったママに防腐剤を注入しすぎて、目や鼻や口からどぼどぼ薬剤を噴出させてしまう場面など、ほとんどそのまんま彼の漫画に出てきても違和感のないシーンである。

どどどどどどど
「オゲー!オゲゲーー!!」


リアル漫☆画太郎。
絵柄もそっくり。



おすすめは、神父が墓場でゾンビの群れに襲われる場面。
ゾンビたちに囲まれた神父、やおら構えたかと思うと、襲い掛かってくるゾンビにパンチ!キック!回転脚!
まるでクンフー映画のような華麗な技で、腕を折ったり首をはねたり、次々ゾンビを倒していくのだが、スパーンとはねたゾンビの首がヒューンと落ちてきて神父の頭にガブリ。彼もゾンビに……ってこう書いても冗談だと思うだろうが本当だ。
ちなみになんでただの神父がこんなに強いのかの説明は一切なし

その後ゾンビ神父は、看護婦のゾンビと元気に合体して赤ん坊を作る。
ビデオ版のジャケットはそういうことをあらわしているわけだが、ジャケでメインキャラのごとき扱いの看護婦ゾンビは、本当にチョイ役なので注意。


クライマックスでは100人ぐらいのゾンビ相手に、芝刈り機を抱えて突進していく主人公。足元には大量のミンチができ、腕や脚がぞんざいにスパンスパンとんでいく。しかも全員倒すまでみっちりとやる

祭りのあと。
ゾンビ退治数史上最多記録。



ラストにはゾンビになったママがなんと……ってこれは書くのをやめておこう。実際に見て爆笑、もしくは呆れていただくのが一番だと思う。


とまあちょっと書き出してみただけでこの濃さだが、全編がこんな調子なのである。しかも2時間もある。撮ったフィルムを短くできない監督なのかもしれない。

追記@05年6月4日
別のエントリーにも画像を追加したので、もっと画面写真が見たい方はこちらへどうぞ。









【2004.08.15 Sunday 19:16】 author : 猫パンチ | 映画 ハ行 | comments(12) | trackbacks(6) |
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【2015.04.27 Monday 19:16】 author : スポンサードリンク | - | - | - |
コメント
こんばんわー、レビュー読ませていただきました!
見てました、コレ(笑
指輪の監督とは気がつかなかったです。
個人的にファンタジーは苦手なんで、ピーター・ジャクソン監督にはこっちのほうでがんばってほしいものです。

>>撮ったフィルムを短くできない監督なのかもしれない。

同意!
【2004/08/16 2:19 AM】 めけ。 |
やはり観てましたか(笑)。
ぼくも最初は同名の別人じゃないかと疑ってましたが、やっぱり同じ人だそうです。

本文で「指輪につられて借りた人はショックを受けるかも」と書きましたが、よく考えると2作が並んで置かれているのを見た時点でショックですね。

監督には早くホームグラウンドに戻ってほしいものです。
【2004/08/16 5:23 AM】 猫パンチ |
さっきビデオ版のジャケ写真も発見したので貼っておきます(めけ。さんとこのコメントに見つからなかったと書いた直後に…汗)。
レンタルショップではこの看護婦さんのジャケを目安に探すといいでしょう。
【2004/08/16 6:33 AM】 猫パンチ |
おはようございます!わざわざありがとうございました。
ホラー借りるときってパッケージ写真で決めちゃったりしますよね!?
んで、写真と内容が全然違ってたまに怒り狂うときあります(笑
【2004/08/20 10:25 AM】 めけ。 |
そうですね、ホラーはほとんどジャケで決めてます。おかげで「悪魔のいけにえ」がしばらく借りられませんでした(笑)。あの淡々とした絵の感じが怖くて……。

逆にジャケ倒れというと、ぼくの場合は「渋谷怪談」がまさにそうでした。あと奥菜恵の「弟切草」。ヒドかったです。

「ブレインデッド」のビデオ版ジャケも、実際にはこんなシーンないわけですが(コピーもでたらめ)、本編のほうが全然すごいので気になりませんね。

劇場公開がなくてビデオのみの作品だと、もっと混沌としてきたり。次回はそのへんの映画をレビューしてみようと思います。
【2004/08/20 6:32 PM】 猫パンチ |
共有完了でーす!
指輪の監督ホームグラウンドに戻れるのでしょうか?
いささか心配です。
【2004/09/24 7:11 PM】 バビゾ |
共有どうもですー!
指輪は商売と割り切っているのか、本当に魂を売ってしまったのか気になりますが。しかし低予算映画には当分戻ってこなさそうで、さびしい限りですねー。
【2004/09/24 7:31 PM】 猫パンチ |
こんにちは、昨日この映画を見て衝撃を受けたのですが、漫画太郎に例える管理人さんの慧眼にまた感動しました。
確かにあのママのシーンは漫画太郎そのものですね!
僕はホラーも漫画太郎も大好きなのに、そのことに気付かなかったのが悔やまれます(^^;
【2005/08/24 8:32 PM】 かがみ |
>かがみさま

はじめまして〜。
かがみさんもこの映画にヤラれてしまいましたか。

漫☆画太郎は、ぼくも最近気付いたので、偉そうなことは言えません(笑)
でも画像のママの顔は、ほんとにそのものですよね。
画太郎先生による漫画版をぜひ読んでみたいですが、読む前から想像できますな、なんとなく。
【2005/08/25 12:16 AM】 猫パンチ |
>「死霊のはらわた」のサム・ライミが「スパイダーマン」撮ったときも、こうは驚かなかった

ここに爆笑、激しく同意です(笑)
まぁ、ライミさんは「シンプル・プラン」とか「ギフト」とか、ホラーではあるけど残酷シーンはあんまりないという方向性にどんどん、ゆるやかになってきた感じがありますが、ジャクソンさんは、まるで健康な人がゾンビに噛まれたがごとき変身ぶりでしたねぇ。
【2005/09/07 7:33 PM】 |
あれれ、ごめんなさい、名前も何も入れないでコメント書いてしまいました(^^;) TBさせていただきます。
【2005/09/07 7:34 PM】 ルー |
>ルーさま

サム・ライミは冷静に考えると、ハッキリとしたホラーものは『死霊のはらわた』ぐらいですもんね。その直後は『XYZマーダーズ』とか撮ってましたし(笑)

>>健康な人がゾンビに噛まれたがごとき変身ぶり

うはは、確かに。
あんまりマトモすぎても面白くないんで、またぜひムチャクチャな映画を撮ってほしいですな。

あと、TBどうもでした。後ほどこちらからも送らせていただきますね。
【2005/09/07 11:18 PM】 猫パンチ |
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