ゴジラ対メガロ
<1973年/東宝/82分>
スタッフ
監督: 福田純 フクダジュン
製作: 田中友幸 タナカトモユキ
原作: 関沢新一 セキザワシンイチ
脚本: 福田純 フクダジュン
撮影: 逢沢譲 アイザワユズル
音楽: 真鍋理一郎 マナベリイチロウ
美術: 本多好文 ホンダヨシフミ
編集: 池田美千子 イケダミチコ
録音: 林頴四郎
スクリプター: 田中一清 タナカカズキヨ
助監督: 西川常三郎
照明: 森本正邦 モリモトマサクニ
キャスト(役名)
佐々木勝彦 ササキカツヒコ (伊吹吾郎)
川瀬裕之 カワセヒロユキ (伊吹六郎)
林ゆたか ハヤシユタカ (陣川博)
ロバート・ダンハム (アントニオ)
冨田浩太郎 トミタコウタロウ (黒服の男)
大月ウルフ オオツキウルフ (灰色の服の男)
中島元 (運転手)
三上左京 ミカミサキョウ (運転助手)
池田芙美夫 イケダフミオ (地上ワンの男)
森幹太 モリカンタ (防衛隊・前線本部長)
ロルフ・ジェサップ (海底王国・無電員)
中西英介 ナカニシエイスケ (アスカ島・核実験員)
昭和ゴジラシリーズもだいぶ人気が傾いてきたころに作られた1本。
人類の地下核実験に怒ったシートピア人が、
カミキリムシの怪獣メガロを操って地上に攻めて来た。
見た目は
ただの外国人であるシートピア人は、民間の発明家・伊吹吾郎が
たぶん趣味で開発していた人間大の飛行ロボット・ジェットジャガーを奪って、これにメガロの道案内役をさせ、あわせて伊吹も殺そうとする。
どうでもいいが、ふつう世間で伊吹吾郎といえば
この人なわけだが、わざわざ同じ名前を役名にしたのは何でだ。
絶体絶命の状況だったが、
通りすがりのトラックの運転手によってシートピア人の一人が倒され、ジェットジャガーの操縦権はふたたび伊吹吾郎の手に。そのまま怪獣島までゴジラを呼びに飛ばされるジェットジャガー。
機械だと思っていいように酷使されているな。
このころのゴジラは、正義の味方だったり息子がいたりしてファミリー志向だったので、要するにゴジラなら助けてくれるだろうというわけだ。
いちいちはるか南方の島から呼び出される彼もかわいそうである。
連絡はついたものの、
徒歩なのでのろいゴジラを尻目に、一足先に空を飛んで帰国したジェットジャガー。
すると、伊吹吾郎の操縦を
突如無視して、迫り来るメガロの前に立ちはだかったかと思うと、なんとたちまち
ぐいーんと巨大化したのである。
伊吹の説明によると、操縦を無視したのは、操縦者がコロコロ替わる過程でなにかの影響を受けて意識を持ったのだろう、とのこと。
「なにかの影響」という恐ろしくバクゼンとした理由付けに、製作側の
「それ以上突っ込むんじゃない」という意志が感じられて頼もしい。
ちなみに巨大化のほうは「ゴジラが来るまで
自分が食い止めなければ」という強烈な
意志の力のためだという、
説明しないほうがよかったような説明がされていた。
「
パシリの連続にキレて見せ場を求めた」ようにも見えるが。
そんな大活躍の予感いっぱいのジェットジャガーはたしかに強かった。
ただし
数分と持たない。
メガロに周囲をぐるぐる回られてフラフラ
目を廻したのを皮切りに、敵の援軍・ガイガンまで現れて、
川谷拓三なみにボッコボコにされてしまうジェットジャガー。サッカーボール代わりに蹴飛ばされたりしていた。
彼がひとしきりリンチを受けたあたりで颯爽とゴジラ登場。張り切って出撃したベジータが袋叩きにされたあとで、ノーダメージの孫悟空が登場。そんな感じである。
圧倒的な強さでメガロをぶちのめすゴジラ。
ふと振り向くと、ジェットジャガーは
下半身を土中に埋められてガイガンにボコられていた。
このあともジェットジャガーは主にゴジラの
足を引っ張る方面で大活躍、物語に緊張とゆるみを与えてくれた。
このジェットジャガー、勇ましい名前とは裏腹に、なんというか、
形容しがたい表情のロボットなんである。とりあえず
スネ夫とか猪木には似ている。
人を小ばかにしたように常にニヤリと笑った口元、怒ったような吊り目、それでいて押し出しの弱い表情。とりあえず写真をどうぞ。
(上)遠目から見るとシャレコウベにも見えるが、
(下)志村けんの「アイーン」にも似ている。
あとネットで拾った↓こちらの画像。
本編での活躍ぶりがうそのようなカッコよさである。
しかし派手なカラーリングだ。
なんかだんだん好きになってきました。
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