社会の窓からこんにちわ

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【2015.04.27 Monday 】 author : スポンサードリンク | - | - | - |
ドリームキャッチャー◇開き直る映画。


ドリームキャッチャー
ドリームキャッチャー

2003年 アメリカ 136分


原題:DREAMCATCHER
製作:キャッスルロック・エンタテインメント
公式サイトはこちら。フラッシュがなかなかイイ出来。

■スタッフ■
監督:ローレンス・カスダン Lawrence Kasdan
製作:ローレンス・カスダン Lawrence Kasdan
   チャールズ・オークン Charles Okun
製作総指揮:ブルース・バーマン Bruce Berman
原作:スティーブン・キング Stephen King
脚本:ウィリアム・ゴールドマン William Goldman
   ローレンス・カスダン Lawrence Kasdan
撮影:ジョン・シール John Seale
編集:ラウル・ダバロス Raul Davalos
   キャロル・リトルトン Carol Littleton
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード James Newton Howard
アニマトロニッククリーチャーデザイン:ジェフ・ジングル Jeff Jingle
メカニカルエフェクツ:ラリー・オーディエン Larry Odien
SFX:インダストリアル・ライト&マジック Industrial Light & Magic

■キャスト■
モーガン・フリーマン(エイブラハム・カーチス)Morgan Freeman
トーマス・ジェーン(ヘンリー・デブリン医師)Thomas Jane
ジェイソン・リー(ジョー”ビーヴァー”クラレンドン)Jason Lee
ダミアン・ルイス(ゲイリー”ジョーンジー”ジョーンズ)Damian Lewis
トム・サイズモア(オーエン・アンダーヒル)Tom Sizemore
ティモシー・オリファント(ペテ・ムーア)Timothy Olyphant
ドニー・ウォルバーグ(ダグラス”ダディッツ”キャベル)Donnie Wahlberg
イングリッド・カベラルス(トリッシュ)Ingrid Kavelaars
アレックス・キャンベル(リッチー・グレナデウ)Alex Campbell
内容(勝手な要約):
雪山の山小屋で旧交を温める4人の男たち。彼らは少年時代、ダウン症の友人ダディッツを通してある<秘密>を共有していた。秘密、すなわちダディッツがもたらした<能力>に苦悩する彼らに、やがて想像を絶する危機と恐怖と、謎の存在<イスター・ゲイ>が迫る。心のネジが抜けた軍人・モーガン・フリーマンも加わり、物語は混迷の結末へと向かっていく……

少年時代の友情は「スタンド・バイ・ミー」を、過去の事件と現在の事件を平行して描く手法は「イット」を思わせる、スティーブン・キングの集大成ともいえる原作の映画化。

タイトルの「ドリームキャッチャー」とはネイティブ・アメリカンの呪術的お守り(魔よけ)のことで、デザインは作る人によってじつにいろいろ。
映画に登場するダディッツ作のドリームキャッチャーは、一つの小さな円を中心に、大きな4つの円が寄り添うようにそれを囲むという形をしており、この意匠が主人公4人とダディッツとの関係を暗示している。

ドリームキャッチャー
ドリームキャッチャーの一例



映画は、はじめのうちは少年時代の回想をしたりして「スタンド・バイ・ミー」風味なのだが、やたらゲップや屁を垂れ流すオヤジが山小屋に迷い込んできたあたりから、物語が急展開していく。
そんなところから急展開しなくてもよさそうなものだが、なにしろスティーブン・キング自身がそういうの大好きな人だから仕方がない。

大量の下血とともにトイレに入ったまま出てこないオヤジ。
心配した主人公がドアをこじ開けると、トイレは一面血の海。
問題のオヤジは便器に腰掛けたまま絶命していた。

トイレをこじ開けんとする主人公たち
このあと人生最大のヒドイめにあう2人


そして、真赤に染まった便器の中に何か謎の生き物……。
あわててフタを閉め、暴れる生き物を閉じ込めようとする主人公たち。

このへんの「見えない恐怖」を最大限生かすアイデアはいかにもスティーブン・キングで、ファンとしてはうれしいわけだが、この映画がサスペンスホラーのジャンルに収まっているのはここまでだ。

このあとさらに<イスター・ゲイ>と呼ばれる生き物が登場するが、映画はその瞬間、驚くほどの開き直りを見せる。
どのくらい開き直るかというと、このシーン以降、映画のジャンルがSFコントに変わってしまうのである。

これから観る人のために詳しくは書かないが、恐怖に手に汗握った直後に爆笑するとは思わなかった、と言っておく。

とりあえずぼくの感想としては、
「でかっっ!」
であった。

あるシーンをもって開き直り、それ以降違う映画になってしまうというのは、この映画以外だと「カプリコン1」と「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」ぐらいしか知らない。
音楽でいうところの転調だが、映画の場合ひとつの例外もなくサスペンスからコントに変わるのが不思議なところである。

物分かりのいい大人かと思いきやただの殺人マシーンだったモーガン・フリーマンのキレっぷりなど、あんぐり開いた観客の口を閉じさせることなく迎えるラストでも、それはないんじゃないのという結末が用意されているのでお楽しみに。

DVDには特典で未公開映像が収められていて、その一つとして「オリジナル・エンディング」というのがある。
公開版とも原作とも違うエンディングだが、どう見ても映画の流れとしてはこちらのほうが妥当で、なんで公開版があんな結末なのか気になること請け合いだ。


最後に、本作のキーパーソンである、崩壊寸前の肉体と不滅の精神をもつ男・ダディッツ。

アーイ・ダディッツ!


彼がなかば口癖のように使う言葉で、自分に言及する際に両拳を突き上げて

「アーイ・ダディッツ!」

と叫ぶのだが、これがかなりカッコいいうえに語呂もよくてすっかり気に入ってしまい、自分の中で一時かなり流行っていた
「アーイ」
とともにガッツポーズのように両腕を持ち上げ、
「ダディッツ!」
で斜め前に突き出す。
片腕だけでも可。

わかりにくいかと思い、図解をつけてみた。

アーイ
「アーイ」の構え

ダディッツ!
「ダディッツ!」の構え

なお、拳は飛ばさなくてもよい。念のため。


不覚にも最近忘れてたのだが、「アイ・ロボット」のタイトルを見てぶわっと思い出し、勢いで記事にしてみた次第。

さぁみなさんご一緒に、

「アーイ・ダディッツ!」




【2004.10.31 Sunday 00:49】 author : 猫パンチ | 映画 タ行 | comments(8) | trackbacks(4) |
東京ゾンビ◇ゾンビVSコンビ。
「牛頭」のエントリーに流れ者さんからコメントをいただき、映画「東京ゾンビ」について調べてみた。

東京ゾンビ」といってもブルーハーツではなく、花くまゆうさくの漫画である。

原作表紙。

花くま漫画でおなじみの、ハゲとアフロの2人組が主人公。

スポニチの記事によると、こういうことだ。
「サザエさん」の波平風ヘアをしたおじさんと、アフロの青年――そろいのつなぎを着たあやしいこの2人は、いったい誰?と思わず首をかしげてしまうのは、映画「東京ゾンビ」の1シーン。花くまゆうさく氏(37)の同名人気コミックが原作で、柔術の達人を目指すコンビが、ゾンビとの戦いに巻き込まれていく奇想天外なホラー・アクション。演じるは、初共演となる哀川翔(43)と浅野忠信(30)だ。

 ピカピカ頭の哀川がタックルを決めれば、ふさふさヘアの浅野はガードポジションで対抗する。見るからに意外性のある異色の格闘家コンビが結成された。

 「東京ゾンビ」は、“ヘタうま”漫画の奇才として人気の花くま氏が、6年の柔術歴を生かして描いた代表作。「殺し屋1」「極道恐怖大劇場 牛頭」などの脚本で知られる佐藤佐吉氏(40)が脚色し、自ら劇場長編映画で初のメガホンを取る。

 原作、脚本にほれ込んだ哀川だが、漫画そのままのキャラクター設定に「イメージして、しっくりくるまで3カ月かかった」と苦笑い。かつら合わせでも周囲の大爆笑を誘ったが、「慣れてきたし、かなりいけている、と自分に言い聞かせているよ」とまんざらでもない様子だ。

 一方の浅野は原作のファンで、「やくざの親分と子分だったら想像できちゃうけど、この作品ですからねえ」と哀川との初共演に感激の面持ち。アフロヘアもお気に入りで「あまりにぶっ飛んだ話なので、リアルを追求しようとか一切考えてない。これを機に、自分でも何かを乗り越えられそう」と意欲を見せる。

 撮影の約1カ月前から、個々に柔術の特訓を開始し、柔道の経験のある哀川は「技が高度で、入るまでの行程はさすが。まあ、おれに腕1本とられたら終わりだよ」と上達ぶりを鼓舞。子供の時に空手を習っていた浅野は「動きが理にかなっていて、瞬間的な読み合いとかがすごく面白い」と楽しみながら取り組んでいる。

 佐藤監督は「2人がキャスティングできた時点で、いけると思った」と確信。「ゼブラーマン」で主演100本を達成し、ますます勢いに乗る哀川と、国際的に活躍する浅野のタッグが、ゾンビといかなる戦いを繰り広げるか、注目だ。

柔術対ゾンビ。

反射的に「ドラゴン対7人の吸血鬼」が頭をよぎるが、もちろんそういう感じの映画ではない。たぶん。
ノリとしては「ブレインデッド」の神父対ゾンビに近いような気がする。

哀川翔と浅野忠信がコレをやるのか。
普通の現場であれば、役者や事務所に遠慮して、キャラクターデザインや設定をソフトなものに変えてしまうところだろう。

しかし哀川翔に妥協はなかった


哀川翔「かなりいけている、と自分に言い聞かせているよ」


ビジュアルショック。



哀川翔が菅原文太や梅宮辰夫の後継者であることを確信できる1枚である。


それはともかく引用記事の「上達ぶりを鼓舞」って日本語としてどうか。
誇示」と間違えたと見たが。
【2004.10.24 Sunday 16:41】 author : 猫パンチ | 映画 タ行 | comments(10) | trackbacks(2) |

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